これからの先の見えないグローバル化する社会、何とか子供に良い教育をと思う保護者は多いのではないでしょうか。そんな中で日本でもボーディングスクールの存在が注目されて始めています。日本ではなじみのない言葉ですが、「ボーディング」というのは英語で寄宿、下宿という意味で所謂全寮制学校のことです。親元を離れ、寮生活を通じて24時間教育を受ける場所を提供する学校で、団体生活をすることで勉強だけでなく礼儀やコミュニケーション、自立心などが学んでいけます。
また、徹底した少人数教育で質の高い学習が行われ、教育施設も公立学校とは比べ物にならない程充実しています。全寮制学校というと、イギリスのイートン校やラグビー校の様なパブリックスクールをイメージするかもしれませんが、これもその1つです。日本国外、特に欧米のボーディングスクールには世界中から生徒が集まってきます。質の高い教育をすることからも、生徒は後に世界的に有名な大学へ進学するのがほとんどです。
米国のボーディングスクールの中でも歴史、有名大学進学の実績、教育内容、寄付金の額等から特に著名な所を10スクールズと呼びますが、これらの学校の卒業者からは歴代の米国大統領から政財界の実力者、国外の政治家や実業家まで多くの著名人を輩出しています。また、スイスのル・ロゼは、特に欧米の王侯貴族や名家、政財界の実力者といった、所謂セレブの子息子女が多く入学する所で、学費も他所より圧倒的に高額です。しかし、その事以上にその様な環境の中で教育を受けるというメリットの方がはるかに高く、近年では日本人より中国や韓国の留学生が増えています。
No comment yet, add your voice below!